2022年2月7日(月)にスキージャンプ混合団体で高梨沙羅選手が103mの大ジャンプをしたのもつかの間、まさかの失格!!
その場が騒然となりましたよね!一瞬何が起こったかわかりませんでした。
しかもその後沙羅ちゃん以外にも失格者が続出…大波乱でした。
こんなことって通常あるんでしょうか?

この記事では、
- 高梨沙羅の失格理由は?
- スーツ規定違反って何?
- ペナルティは?
についてまとめていきます!



高梨沙羅の北京五輪ジャンプ団体のスーツ規定違反って?
高梨沙羅ちゃんが大ジャンプを決めた直後、スーツ規定違反で失格。
日本だけでなく、ドイツ、オーストリア、ノルウェーの選手も同じく続々とスーツ規定違反に。
かなり波乱の結果になった混合団体スキージャンプ、スーツ規定違反って何なんでしょうか。
スーツ規定違反ってどんな規定?
スーツ規定違反は選手の体型に合っていない大きなスーツで競技に挑んではいけませんよ!という規定です!(かなり簡単な言葉で解釈しました)
スキーのジャンプというのは空気抵抗によって飛距離が変わってくるためスーツの大きさがかなり厳しく決まっています!






にほんは、この規定を高梨沙羅選手が違反してしまったため、高梨沙羅選手の1本めのジャンプの結果が取り消しになってしまいました><
4人で計2本ジャンプを飛びその8本の合計スコアで勝負が決まるので、
日本の場合は高梨沙羅ちゃんの1本めのスコアが取り消しになったので7本の合計スコアで競わないといけない状況になりました。
これってかなり厳しい状態ですよね(^^;)
普通に考えたら、誰かが失格した時点で上位に残ることは不可能です。
ここで疑問が浮かびました!
高梨沙羅ちゃんなんてずっとスキーしているわけだし、いつも着ているスーツだよね?
なんで今回だけ違反になるの?沙羅ちゃんのコーチとか何も言わなかったのかな?と。
それは細かいルールによるものなんです…><
スーツの規定が厳しい!!
基本的にスーツはボディーと一致!!というのが原則なんです。
なんだか抽象的な規定…
「直立姿勢で、スーツ寸法はボディーと一致しなければならず、最大許容差はスーツのあらゆる部分において、ボディーに対しプラス1センチ~3センチ(女子は同2センチ~4センチ)とすると決められています。
これだけ見ると、じゃあピッチリしたスーツを着ておけばOKなのかな?
と思うのですが、体重によっても変わってくるんですよね。その微妙さはプラスマイナス100gにもおよぶんですって。
選手によっては水を1口飲むか飲まないかまで計算しているんです。
高梨沙羅ちゃんの場合は両太ももが2センチ大きかったという理由で違反となりました。
勝負の世界は本当に厳しいですね…スキーの体重調整がボクシング並みに厳しいなんて知りませんでした。
ちなみにギリギリを攻めるジャンパーとしてはスーツ規定違反というのはあまり珍しくはないんです。
リスクを承知でそれでもメダルのために攻めていくっていう姿勢の結果なのでこれは誰が悪いとかはありません。
ただ、スーツ規定違反が珍しくないとはいえ、今回の失格者続出はかなり稀なことだと実況の方が言っていました。
検査の人が厳しかったんでしょうか?!
規定の検査はランダム!!
ノルウェーの選手が2本目で失格になっていました。
ここでさらなる疑問が浮かびました。
1本目はOKだったのに2本目はNGなんてことあるの?汗かきすぎたとか??(笑)
スーツ規定違反はジャンプ後にランダムで検査されるんだそう!






なんだか納得がいかないな…と思いますがルールはルールですよね><
結局違反じゃ違反ではないかは人の判断ですし、ランダム検査に当たるかもその時にならないとわからない。その時の運ってことですね。
大波乱の混合団体スキージャンプですが、失格を物ともせずに第4位!
素晴らしい追い上げだと思います!感動しました。
高梨沙羅ちゃんは絶対に自分のことを責めないでほしいですね!
感動をありがとうございました。